陶芸の色素は、私達の住んでる地球及び宇宙に無限大あるのでないかと思っています。
遠い過去と現代では科学の発達とともに比例して、日々個々の産地で色素釉が生まれている現状で、その新素材に陶芸を糧している多くの作家の 方々の感性によって大きく花開くので無いでしょうか。

九谷吉臣窯オリジナル色素「ラスター彩」は、約十数年前に開発しました。
開発当初は市場ニーズに受け入れられず窯の生き残りをかけて日夜スタッフ一同、 試行錯誤の連続でした。その後、約三~四年経過しました頃にある商社の方が、東京日本橋高島屋に展示の打診があり、吉臣窯としては即承諾致しました。
その時のデザイン、モチーフはラスター彩を下地に金銀彩で花をアレンジした花器の磁器素材でした。
出品して約二週間、高島屋から複数(約数百本) の発注の打診が舞い込みその当時のスタッフ一同の感激は今も脳裏に焼きついています。
今日の九谷吉臣窯の全商品の七割~八割が吉臣ラスター彩素材をモチーフにしましたデザインが主流です。 以上が吉臣ラスター彩開発から今日までの経過内容です。

吉臣ラスター彩の特異性

ラスター彩の原料は欧州から取り入れた高温に強い金属(特許許可)で、現地では環境に配慮した虹の輝く光沢、別名、夢の色素と呼ばれているそうです。
 素材色素は多色種があり、吉臣窯としては古来からある九谷焼ブランド色素、青、黄、紫、紺青、赤の別名九谷五彩、この素材色素を基本に古九谷の 美しさを現代風に吉臣ラスター彩でアレンジ致しましたのが今回の作品群です。
今後共、貴方様の傍らで食卓の器、お部屋の置物として末永く ご観賞して頂ければ作陶家として大いに光栄で幸です。

 

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